ボリューミーな見た目が豪華なローストポークは、おもてなしメニューにピッタリですね。そんなローストポーク、実は比較的簡単に湯煎で作れるので自宅でも手軽に楽しめますよ。この記事では、ローストポークの湯煎レシピとともに、より気軽に楽しめお取り寄せ人気商品をご紹介していきます。
ローストポークを作る前の予備知識
ローストポークとローストビーフの違い
ローストポークは豚肉のブロック肉にオーブンで火を通す料理で、ドイツ南部やオーストリアの伝統的な料理です。一方のローストビーフは、イギリスの伝統料理として知られています。
お肉の中心部分に赤みが残るように調理されるローストビーフと違い、ローストポークは中心まで完全に火を通すのがポイントです。これは豚肉が牛肉に比べ、肉の内部まで細菌や寄生虫に汚染されているリスクが高いためです。
現在、国内で手に入る一般的な豚肉の安全性や品質は、一昔前のものに比較するとかなり向上はしてきているものの、やはり確実に安全であるとは言い切れません。特に表面だけが焼けた「生焼け」の状態では食中毒が不安なので、確実に中まで火を通しましょう。
とはいえ、細菌や寄生虫は熱に弱いため、しっかり加熱さえすれば問題ありません。必要以上に不安がることなく安心して食べてくださいね。
なお、豚肉は牛肉よりも短い時間で火が通ります。そのため豚肉は高温で加熱すると水分が蒸発して硬くなりやすいため、低温で時間をかけてじっくり火を通すのが、柔らかくておいしいローストポークを作るコツです。
ローストポーク作りに合った肉の部位
ローストポークに使う部位は、ロースや肩ロースが選ばれることが多いようです。ロースは肩のうしろから腰にかけての部分のことです。中でも肩に近い部分が、肩ロースと呼ばれます。
きめが細かく赤身と脂身がバランスよく分かれているロースは豚肉の中でも高級部位にあたります。一方の肩ロースはロースよりはやや筋が多めであるため硬めな肉質ではありますが、独特の甘みとコクがあるのが特徴です。
また、ローストポークにはもも肉を好んで選ぶ人も少なくありません。もも肉は豚の脚の部分なので身が引き締まっており、脂肪が少なめでさっぱりとした味わいが人気の部位です。旨味が凝縮されているため、ローストすることで豚肉の味わいをしっかりと感じられるでしょう。
ちなみに、豚肉の中でも最も脂質が多いバラ肉は崩れやすいのでカレーなどの煮込み料理に、脂肪が少なく脂身特有のコクが欠けがちであるヒレ肉はとんかつなどの揚げ物料理の方が適しています。部位によって味わいに異なる特徴があるので、好みの部位を選びましょう。
ローストポークを湯煎で作ってみよう!
下味・表面を焼く・湯煎の3ステップ
ローストポークにするブロック肉を用意したら、下味を浸み込みやすくするため、フォークなどを使って肉の表面に複数の穴を開けていきます。そこへお好みで、塩やすりおろしにんにく、ハーブなどを適量揉み込み、最低でも1時間、できれば一晩冷蔵庫で寝かせましょう。時間を置くほど、下味がしっかりと浸み込みますよ。
次の工程では肉の表面に焼き色を付けていきますが、その前に冷蔵庫で寝かせた肉を取り出して常温に戻しておいてください。これは肉の火の通りを早めるために、大切なポイントとなります。
ではさっそく常温に戻した肉の表面を焼いて、肉の旨味を閉じ込めましょう。全体に焼き色がついたらアルミホイルできっちり包み、さらにチャックがついた食品保存用ポリ袋に入れて密閉します。
次に袋に入れたまま鍋で沸騰させたお湯の中に入れます。3~5分ほど茹でたら火を止めて蓋をし、そのままお湯が冷めるまで置いておきます。袋に溜まった肉汁を確認して、肉汁が透明になっていれば火は通っている証拠です。あとはお好みの厚さにカットしてできあがりです。
ソース作りも簡単!プロの味に
くせが少なくあっさりとした味わいのローストポークは、どんなソースとも相性ぴったりです。市販のポン酢などで食べるのもよいですが、ソースは簡単に作れますよ。
最も手軽なのが、ローストポークを焼きつけたときに出た肉汁を使うものです。フライパンに残った肉汁に、みじんぎりにした玉ねぎを加えて炒め、砂糖・醤油・バルサミコ酢・酒・すりおろしにんにくをさらに加えて軽く煮詰めれば完成です。ちょっと和風で、ご飯によく合う味わいですよ。
おしゃれにプロっぽく仕上げたいときは、果物を使った甘酸っぱいソースを作ってみませんか?簡単に作るなら、入手しやすいりんごがおすすめです。
まず、りんごを皮付きのままいちょう切りにして、バターと一緒にフライパンでソテーします。そこへグラニュー糖を加え、少し煮詰めてから白ワインを加えます。塩こしょうで味を整えながら、水分を飛ばして完成です。
このほか、ブルーベリーやマンゴーなどでソースを作るのも素敵ですね。果物を使ったソースは爽やかな酸味が本格的で、まるでプロのような味わいを楽しめますよ。
手軽に楽しむお取り寄せローストポーク5選
余裕があるときはローストポークを手作りで味わうのも素敵ですが、より手軽に楽しむなら完成品をお取り寄せする方法があります。
ではさっそく、2020年12月現在、「楽天」で人気のローストポークをご紹介します。
①ドイツ大会金賞【イベリコ豚ローストポーク】
https://item.rakuten.co.jp/iberico-ya/roastpoke-1/
商品紹介:「こんな方におすすめです」
美味しいお肉がとにかく好きな方
世界が認めた味を体験されたい方
ブランドの本当の価値がわかる方
人とは違ったセンスを見せたい方
ギフトに絶対失敗したくない方
イベリコ豚を愛している方
内容量:300g
【レビュー】
●イベリコ豚のローストポークは初めてでしたが、高価なローストビーフの美味しさとは全く別物。霜降りのあるローストビーフはとろけますが、3切れほど食べると飽きてしまうのですが、こちらのローストポークは、やわらかく甘みのある肉質で、全く飽きがこない!何切れも食べれてしまいます。本当に美味しかったです。
今年はイベリコ豚にハマりそうです。また利用したいと思います。
●イベリコ豚の味わいがしっかり楽しめる逸品!お肉本来の旨味が濃厚なので、そのままでも美味しいです。しっとりと柔らかくて、スパイスの香りと風味も絶妙。ローストポークのイメージが変わりました。素材が良いと、こんなにも美味しさが違うんですね…ホームパーティのおつまみにもとても喜ばれました!箱も素敵なので、お呼ばれの手土産にもおすすめです。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/313186_10000111/1.1/?l2-id=item_review
②醤油風味でさっぱり【しっとりローストポーク】
https://item.rakuten.co.jp/yonekyu/10001314/
商品紹介:「しっとりローストポーク」
口に入れた瞬間、やわらかさに驚きます。しっとりまろやかなうま味とほのかに香るしょう油の香ばしい風味が広がります。しょう油の風味でご飯がすすむローストポークです。
内容量:280g
【レビュー】
●しっとりローストポーク♪
そのまま、食べても醤油ベースの香ばしい味がして美味しいです。サラダに入れてドレッシングで食べても美味しかったです。(*^-^*)
タイムセールでお安く買えて良かったです。\(^o^)/
●しっとりと軟らかく、そのままおつまみに、またサラダやサンドイッチ、焼き豚の代わりにラーメンにと色々利用できて常備しておきたい1品です。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/194176_10001314/1.1/
③胡椒としっかりした味【豚ロースローストポーク】
https://item.rakuten.co.jp/ganbarutohoku-shop/o-roastpork2000g/
商品紹介:「豚ロース使用ローストポーク」
しっかりとした味付け
ご飯のおかずや、ビールにも合うように、ピリッと胡椒をきかせ、しっかりと味付けをしました。さらに、ジューシーさを失わないように、じっくり時間をかけて仕上げています。
そのままでも、焼いても美味しい
解凍後は、お好みの厚さにカットして、そのままお召し上がりいただけますが、フライパンで軽く焼くとジワッと脂が浮き出て、焼き目も香ばしく、より美味しくお楽しみいただけると思います。
内容量:500g×4個
【レビュー】
●美味しい美味しく頂きました。そのままでも、焼いてもコショウがピリッときいて、とても美味しかったです。お安くして出来て良かったです。
●肉ががっつり。スライスして思う存分、食べました。味もしっかりしていて、美味しかったです。食事が豪華になりました。家族も「美味しい。美味しい。」と言って食べていました。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/319534_10000176/1.1/
④三元豚使用ジューシー【上々や極みローストポーク】
https://item.rakuten.co.jp/jyoujyouya/001/
商品紹介:「切った瞬間の肉汁がたまらない」
こだわりの製法で作った極旨ポークソテー
肉の醍醐味といえば「ジューシーさ」という方も多いことでしょう。伝統の製法を守り、筋切りをして、焼いて、じっくり煮込んだポークソテーは、肉本来の旨味たっぷり。そのまま食べるのはもちろん、丼やチャーハン、サラダなど多彩な料理にもぴったりです。思わず笑顔が生まれる!口に入れたときのジューシーさをぜひお楽しみください。
内容量:1.5kg
【レビュー】
●お肉が柔らかくジューシーで、脂身もしつこくなく、さっぱりしてるけど、甘みがあって、ラーメン、チャーハン、サラダにといろいろな料理にあうので注文してよかったです!
●初めての購入です。届いて箱を開けて大きさにビックリ。解凍して美味しさにビックリでした。程よい油の感じで味付けも抜群!!五歳の娘もパクパク食べていました。付属でタレがあるので色んなアレンジができます。ちなみに私はシンプルにネギをのせて食べるのがオススメです。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/390753_10000001/1.1/
⑤ハーブ&スパイス【香草のローストポーク】
https://item.rakuten.co.jp/lecker/550295/
商品紹介:「香草のローストポーク」
「どうせローストポークって言っても焼き豚みたいなもんでしょ…?」そんなこれまでのイメージを思いっきり超えてみせます!
内容量:1パック肩ロース1/2本(約750~800g)
【レビュー】
●リピート購入です。子供たちにあまりに人気なので、今回は2個注文しました。ローストポークのスパイスがドイツ風で本場の味と香りだと思います。そのまま食べても、少しフライパンで焼いてもおいしくいただけます。
●本当に美味しくて、我が家ではローストビーフより断然こちらのローストポークが支持されています。今回もドーンと大きなお肉が届きました。しっとり柔らかく、絶妙に入った脂身がまた美味。さっと炙って、もちろんそのままでも抜群に美味しい!おまけでいただいたソーセージも、とっても美味しかったです。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/207766_10000037/1.1/
まとめ
ローストポークは一見、作るのに手間がかかり難しそうですが、湯煎で作れば、自宅でも簡単においしくできあがります。肉の部位によって食感や味わいが違うため、好みの部位を選んで楽しんでください。食卓が華やかになるローストポークは、おもてなし料理としても喜ばれることでしょう。
さらに手軽に楽しむなら、完成品をお取り寄せしてみましょう。お店によって異なる個性豊かな味が堪能できるので、食べ比べをしてみるのもよいですね。